【ロボットプログラミング教育】ロボットに扇風機をつなげて動かす

プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ロボットを使ったプログラミング教育を行っています。

プログラミングロボット「クムクム」

使用しているプログラミングロボットは、「クムクム」です。

今回は、こちらのロボットを使ったプログラミングの例を紹介します。

こちらの動画では、「クムクムロボットと扇風機をつなげて扇風機を操作する」プログラムと紹介されています。

よく見ると、ジャンパー線を使って、回路をつくっており、ロボットと扇風機の電源コードがつながっているのが分かります。

あと、動画から分かるのは、扇風機が動いたり止まったりしていることです。

これは、ロボット側でプログラミング操作しており、簡単にいえば、コンセントを抜いたり刺したり自動で制御しているということです。

それと、テーブルの上に、回路図が書いてあるのも見えますね。

10Kと書かれているのが、「抵抗」です。

中学校か高校で、「電流」「電圧」「抵抗」って習いましたよね?

いわゆるオームの法則というやつです。

学生時代は、ただ計算問題として電圧求めたり、抵抗求めたりしていますが、そもそも抵抗の必要性をまず説明すべきだと電子工作をやってみて特に感じます。

電子工作では、この抵抗を理解していないと、電子部品がぶっ壊れます。

簡単な例を挙げるとLEDです。

LEDは抵抗なしにつなげると、過大電流が流れて壊れることがあります。

ようは、電流の流しすぎってことです。

その流しすぎを制御するために、抵抗を使うことで、電流を調整します。

この話を聞いて子供たちから「学校の授業で豆電球光らせるとき抵抗なかったけど?」という質問が来れば、よい質問ですよね。

常に「なぜ?」「なぜ?」と意識すれば、問題が定義でき、さらに改善策を考え対策をしていく。

プログラミング教室「プロラボ唐津」では、そういう意識を常に持てるよう教育していきます。

ちなみに、豆電球を抵抗なしでつなげてもいい理由は「こちら」をご確認ください。

少し道がそれましたが、抵抗以外に「トランジスタ」をつけています。

「トランジスタ」とは、簡単にいえば、電気の流れをコントロールする部品のことです。

「トランジスタ」で、モーターの速度をコントロールでき、風速を自由に変えられるようプログラミングもできます。

電流(電圧)の調整は、可変抵抗器というものを使って実現することもできます。

つまみを回すことで抵抗値を変更することができるもので、抵抗値が大きくなると電流が弱まり、抵抗値を小さくすると電流が強まるというわけです。

結果だけ見れば、同じ動作かもしれませんが、それを実現するための方法は、いくつもあります。

その中で、いかに問題を解決できる方法があるのかを模索していくのが、電子工作の楽しみの一つでもあります。

プログラミング教室「プロラボ唐津」では、プログラミングロボット「クムクム」から、電子工作の楽しさも教えていきたいと思っています。

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