プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ロボットを使ったプログラミング教育を行っています。
使用しているプログラミングロボットは、「クムクム」です。
今回は、こちらのロボットを使ったプログラミングの例を紹介します。
こちらは弊社で販売しているプログラミング教材「Qumcum(クムクム)」
scratchでプログラミングすることで動かすことが出来ます。今回は無料で公開しているコンテンツをご紹介します。
「時間当てゲーム」#プログラミング教育#scratch https://t.co/KtbxYq20ZX pic.twitter.com/pmnhkvn28L— クレタリア@プログラミング教育 (@cretaria_inc) February 6, 2019
こちらの動画では、「クムクムロボットとScratchを使って、時間当てゲームで遊ぶ」プログラムと紹介されています。
時計を見ないで、指定の時間になったらキーを押して、指定の時間を当てられるかのゲームですね。
また、ゲームを終わらせるときは「E」キーを押すことで終了させるとクムクムロボットが説明しています。
「時間当てゲーム」のプログラムを考える
まず、ゲームの流れを箇条書きにまとめると以下のような感じです。
- チャレンジする時間を設定する
- 「S」キーを押すとゲームスタート
- 設定した時間になったと思ったら「スペース」キーを押す
- 画面のスクラッチが計測した時間を表示する
- タイミングがあえば成功、合わなければ失敗
こちらのプログラムは、条件分岐のif文を使っている簡単なプログラムです。
ifには、英語で「もし~ならば」という意味がありますよね。
つまり、「5.タイミングがあえば成功、合わなければ失敗」というのは、条件分岐のif文に直すと、「もしタイミングがあえば『成功』という処理を、合わなければ『失敗』という処理を実行する」ということです。
具体的にScratchでは、「もし~なら●」「もし~なら●でなければ▲」のブロックを使います。
また、「タイミング」というのは、つまり設定した時間と一致しているかどうかということです。
動画を見ると、4秒チャレンジの場合、4.265秒で失敗、3.978秒で成功でした。
4秒ピッタリでなくても成功しているということは、「タイミング」は設定時間の一致ではなく、設定時間±0.5といったように範囲内に収まることが条件のようですね。
Scratchでプログラミングすると、こんな感じの条件式になります。
動画では、アクションをつけるために、クムクムロボットがLEDを光らせたり、しゃべったり、動いたりしています。
そこは重要ではなく、どのような処理をしているのか考えられる力を身に付けることが大切です。
「問題を解決するための手順や計算方法」をアルゴリズムといいますが、小さなやりたいことにスポットをあてて、組み合わせていくと、簡単に具現化することができます。
こちらのプログラムでは、あと時間を計測するプログラムが必要ですが、こちらもさほど難しくありません。
細かい部分を気にしなければ、数分で作れるプログラムです。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ただ単に好きなようにプログラミングするだけでなく、プログラムを読み解く力も付けていきます。