プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ロボットを使ったプログラミング教育を行っています。
使用しているプログラミングロボットは、「クムクム」です。
今回は、こちらのロボットを使ったプログラミングの例を紹介します。
クムクムに歌ってもらいましたが…なんかちょっと違うカモ… pic.twitter.com/CBm0jKPTiO
— 電子工作とものづくりとプログラミングが大好きdr.yossy (@yossynaotan) February 17, 2019
こちらの動画を見ると、「『大きな栗の木の下で』を歌っている」プログラムのようですね。
しかし、よーく聞いてみると、「木の下で」ではなく「木下君」って歌ってますよね。
木下君が誰なのか分かりませんが、クムクムロボットが音程も合わせて歌っているのが分かりますか?
そうなんです。クムクムロボットは、ちゃんと歌えるんです。
音声合成LSI
まず、なぜクムクムロボットが話すことができるかというと、音声合成LSIを使っているからです。
音声合成LSIとは、人間のあらゆる言葉を喋られる電子部品のことです。
音声合成LSIの仕組みを知ることで、「アナログ信号」「PWM信号」「周波数」など理科の知識を身に付けます。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、プログラミングだけなく、色々な分野の知識も教えながら、子供たちが興味を持つ分野を最大限に伸ばしていこうと考えています。
プログラミングロボット「クムクム」は、まさに色々な分野の集合体です。
この音声合成LSIでは、実は、しゃべる速度やイントネーションの調整も可能で、早口言葉や大阪弁もしゃべらせることもできます。
『大きな栗の木下君』の歌も、このイントネーションを調整して、歌わせていたということです。
具体的な記述例を挙げるとこのようになります。
分かりやすいようイントネーションの調整と説明しましたが、厳密には、「アクセント」の調整です。
「イントネーション」と「アクセント」の違いは、単語レベルの音の高低をアクセントといい、文章全体の高低の調子をイントネーションといいます。
アクセントだけで説明すると、ごはんを食べる「箸(はし)」と、川にかけられている「橋(はし)」を発音してみてください。
箸(はし)は、「は」が高い音「し」が低い音、橋(はし)は、「は」が低い音「し」が高い音で発音しているはずです。
同じ読み方でも、単語レベルで発音の仕方が違いますよね。
これがアクセントです。
音声合成LSIでは、「’」をつけることで、アクセント記号をつけることができます。
つける場所については、音の高さが「高→低」に変化する部分にアクセントをつけるとよいと言われています。
他にも区切記号というものもあり、結構調整が難しいです。
でもそこに、楽しさがあります!
具体的な記述例を見ても、変な言葉書いてたりしますよね。
まさに開発者本人が楽しんでいる証拠ですw
他にもこんなことして遊んでいます。
スクラッチ で プログラミング 出来る ロボット クムクムに、C言語 で直接 制御 してみた。太極拳やらせるもりがなんか変な感じ…#スクラッチ #ロボット pic.twitter.com/7M8jmez7py
— 電子工作とものづくりとプログラミングが大好きdr.yossy (@yossynaotan) January 16, 2019
完全に遊んでいますよねw
こちらは、Scratchではなく、C言語でプログラミングしたものです。
Scratchは決まったブロックしか使えませんが、Scratch以外のプログラミング言語であれば、直接制御でき、自由にカスタマイズすることができます。
これも、プログラミングロボット「クムクム」の魅力の一つです。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、このクムクムロボットを使って、楽しくプログラミング教育を行っています。