【ロボットプログラミング教育】ネット経由で天気情報をロボットに喋らせる

プログラミングロボット

プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ロボットを使ったプログラミング教育を行っています。

プログラミングロボット「クムクム」

使用しているプログラミングロボットは、「クムクム」です。

今回は、こちらのロボットを使ったプログラミングの例を紹介します。

こちらの動画では、「インターネットでアメダスに繋いでデータを取ってきてクムクムロボットに喋らせる」プログラムと紹介されています。

まず、こちらでは、プログラミング言語「python」を使ってプログラムを作っています。

アメダスのデータとは、いわゆる気象庁がサイトに発表しているデータのことです。

動画をよく見ると、東京の「気温」「湿度」「降水量」「風向」「気圧」などの情報が掲載されているサイトを開いているのが分かります。

そのあとに、ロボットが

  • ただ今の気温は「11.2℃」です。
  • 湿度は「53%」です。
  • 気圧は「1006.4hpa」です。

としゃべっています。

この情報だけでどのようにプログラミングされているのか推測すると、まず、pythonでWebページにアクセスして、データを抽出する「Webスクレイピング」の処理を行っていると思われます。

Webスクレイピングとは、ウェブブサイトから情報を自動的に抽出する技術のことです。

この程度のプログラムは、自分で調べずにchatGPTに聞けば、すぐに簡単なプログラムを教えてくれます。

こちらは、タイトルを抽出するプログラムになっていますので、タイトルじゃなくて、「気温」「湿度」「気圧」の情報を抽出するプログラムに書き換えるだけです。

そして、それを何でも入れられる「変数」という箱にそれぞれ入れていきます。

「気温=11.2」「湿度=53」「気圧=1006.4」みたいな感じで。

あとは、ロボットでフォーマットのしゃべるプログラムに、この変数をはめ込んで、Webスクレイピングで抽出したデータをしゃべらせれば完成。

中身のプログラムは見ていませんが、おそらく同じような感じのプログラムでしょう。

「変数」には、「変わる」という文字があるように何でも入れられる箱です。

よって、大阪や名古屋など他の地域の情報を抽出して、しゃべらせることもできます。

他にも、「晴れ」「曇り」「雨」の情報があれば、その情報を抽出してLEDで「晴れ=赤」「曇り=緑」「雨=青」で光らせれば、LEDの光を見るだけで天気が分かるプログラムも作れそうです。

子供たちには、このように常に分析し、より改善できないかを習慣づけるよう教育していきます。

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