プログラミング教室「プロラボ唐津」では、ロボットを使ったプログラミング教育を行っています。
使用しているプログラミングロボットは、「クムクム」です。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、このクムクムロボットを使って、プログラミングだけでなく、ロボットの機能の仕組みや関連知識も一緒に教えていきます。
これらの知識は、学校で学ぶ内容も含まれており、授業の内容を深く理解できるだけでなく、身近な存在であることを認識させると、より興味や関心を持つようになります。
例えば、クムクムロボットにはLEDが搭載されています。
LEDってどこに使われているか分かりますか?
一番イメージしやすいのは、照明ですよね。
LEDの照明を使っている住宅も多いのではないでしょうか。
しかし、LEDは照明だけでなく、以下のようなところでも使われています。
- 信号機
- 液晶テレビ
- スマートフォン
- 駅の電光掲示板
- 自動車のヘッドライト
身近なところで使われていますよね。
光るLEDだけでなく、光らないLEDも身近なところに存在します。
それは、赤外線LEDです。
光らないというよりは、人間の目には見えないが正しい表現ですが、赤外線LEDは、テレビのリモコンやおもちゃのリモコンで使われています。
というより、市販で使われている、あらゆるリモコンの多くは、この赤外線LEDを利用しています。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、電子工作やIoTも教えていますが、「【電子工作・IoT】赤外線リモコンの作り方」で、実際に赤外線LEDを使ったリモコンの作り方を紹介していますので、興味がある方はご覧ください。
少し話がそれましたが、このように身近な存在であることを認識させると、より興味や関心を持ちやすくなります。
興味や関心を強く持つことは、主体性を身に付けるためには必要な要素です。
実は、クムクムロボットの機能は、日常生活の中で、さまざまなところで使われているんです。
日常生活に欠かせない機能が詰まっているので、そういう意味では、プログラミング教育に最適なロボットといえます。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、少しでも興味や関心のきっかけになるよう、プログラミングだけでなく、色々な関連知識も教えていきます。
クムクムロボットのLED
では、クムクムロボットを使って、子供たちにプログラミングを教えながら、どのように関連知識も教えていくのか一部をご紹介します。
クムクムロボットの胸についているのが、「RGB-LED」です。
RGB-LEDとは、フルカラーLEDとも呼ばれます。
こちらは弊社で販売しているプログラミング教材「Qumcum(クムクム)」
scratchでプログラミングすることで動かすことが出来ます。今回は無料で公開しているコンテンツをご紹介します。
「記憶力ゲーム」 #プログラミング教育 #scratchhttps://t.co/X5SaqNBSDB pic.twitter.com/fA60rozxLm— クレタリア@プログラミング教育 (@cretaria_inc) February 4, 2019
こちらの動画は、「LEDを使って、LEDの光った順番を記憶する記憶力ゲーム」のプログラムです。
LEDは何に使われている?
LEDは何に使われているかは、先ほど説明した内容ですね。
代表的なものは照明です。
学校の照明も、わざわざLEDに変更するほど、人気のLED。
なぜLEDが人気かというと、LEDには以下の特徴があります。
- 白熱電球と比べると消費電力が低く、電気代が安い
- 白熱電球と比べると長持ち(長寿命)
LEDは白熱電球に比べて消費電力が1/8程度で、電気代が安いのが特徴です。
また、白熱電球の寿命が約2000時間程度に対して、LEDは40,000~50,000時間程度。
まさに人気の特徴は、コスト(お金)です。
LED自体、安く量産できるようになったのも相まって、白熱電球と比べるとランニングコストが安いため、みんな使うわけです。
1日8時間利用する場合は、「(50,000時間÷8時間/日)÷365日/年≒17年」となり、17年も使えるとなれば、トータルコストでもかなりお得な感じがしますよね?
でも、実際は、そんなに長持ちしません。
照明は、LED単体より、点灯を制御する基盤の方が寿命が短いためです。
LED単体で取り外しができないLED照明は、照明器具ごと取り替える必要があります。(LEDのみ交換できるタイプもあり)
また、白熱電球は資格がなくても取り換え可能ですが、LEDの照明器具の取り付けには、電気工事士の資格が必要です。
つまり、取付費用も考えると、めちゃくちゃお得というわけではないのです。
まさに、「木を見て森を見ず」。
プログラミングは、プロジェクト全体を俯瞰する力も必要です。
子供たちには、このように例を挙げながら、俯瞰して物事を見ることを意識させます。
フルカラーLED
クムクムロボットの胸についているLEDは、フルカラーLEDといって、「赤」「緑」「青」の色を自由に変えられるLEDです。
「たった3色だけ?」と思った方も多いのではないでしょうか?
人間の目に見える色々な色は、元々この3色の組み合わせでできています。
この3色だけで、人間の目に見えるすべての色を表現でき、数にすると、約1,677万もの色を表現できます。
なんで3色が約1,677万色になるのか、不思議ですよね。
赤と言っても、濃い赤もあれば、薄い赤もあります。
「赤」「緑」「青」それぞれに256通りの色パターンがあり、それを組み合わせると、「256×256×256≒約1,677万」となるわけです。
ただし、言葉だけでは理解できない子供もいるので、自作の実験キットを使って、実際にフルカラーLEDで色々な色を光らせることを体験してもらいます。
プログラミング教室「プロラボ唐津」では、電子工作やIoTも教えていますので、そういった体験から色々なものに興味をもってもらえるようにしています。
フルカラーLEDには、3つのLEDが入っている
3つの色を組み合わせるといっても、クムクムロボットについているLEDは1個だけじゃん。
ここに気づいた方は、かなり洞察力が高い人ですね。
フルカラーLEDは、「赤」「緑」「青」の色を自由に変えられるLED。
つまり、フルカラーLEDの中には、「赤」「緑」「青」の小さなLEDが入っているのです。
要は、物理的に色を混ぜているということです。
実はテレビも同じ原理で色を表現しています。
厳密には、「赤」「緑」「青」のセットがずらっと並んだカラーフィルタを通して、色を表現していますが、原理は同じです。
知識としてではなく、実際に触って仕組みを理解できると、LED制御のプログラムも簡単に作ることができます。
学びが身近に感じられる
ここまで、LEDにスポットを当てて、子供たちにプログラミングを教えながら、どのように関連知識も教えていくのか一部を紹介しました。
まだ紹介していない内容もありますが、これらすべてを教えるわけではありません。
こどもの理解度に合わせて、搔い摘んだり、詳しく教えたりします。
教える知識の中には、学校の授業で習うことも含まれています。
あえて書きませんでしたが、「赤」「緑」「青」の光といえば、「光の三原色」ですよね。
学校で習っていることが、身近なものと密接に関係していると分かれば、より学びが身近に感じられるようになります。
特に、物理や化学は、問題を解くために勉強した人も多いのでないでしょうか。
それが、実際にどのように使われているのか知ることで、より理解しやすくなります。
そいいう意味では、クムクムロボットは、最適な教材です。
プログラミング教室「プロラボ唐津」は、このクムクムロボットを使って、プログラミングだけでなく、ロボットの機能の仕組みや関連知識も一緒に教えていきます。
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